少年忍者と織山尚大

絶対に好きにならないグループだと思ってた。

そんなグループを今、私は応援しています。

 

私が織山君を推すようになったのは2020年の5月頃。自担というよりも特別な存在として位置付いている唯一の人です。その頃の彼は所属するグループの中で浮いていると感じていた。彼のスキルも考え方も少年忍者に合っていないと思ってた。その実力を持ちながら、このグループにいるのは勿体ない…そう思ってしまうほどだった。恐らく織山君も同じことを思っていただろうし、周りのみんなも織山君と距離があったように思う。そうした空気をファンが感じ取れてしまうくらい歪なグループだった気がする。

 

個人では応援したいけど、このグループはあんまり応援したくないな…なんてことも思ってた。かき集められたかのような大所帯のグループは意見を合わせるのでさえ大変で、思春期真っただ中の男子中高生の集まりは統制をとるのも一苦労。見ている先も目標もバラバラなように感じていた。何かある度、解散説がたくさん出た。なにより空回りする織山君を見ているのが辛かった。

 

個人の活動をしているときの織山君は本当にのびのびとしていたから織山君の個人での仕事を願っていたし、彼はジャニーズで良かったのか?なんて思ったこともあった。

 

少年忍者は5年目を迎え確実に大人になっていると感じた。年齢的にも大人になっているけれど、それだけではなく日々成長を感じる。グループとしてのまとまりや自分の役割をわかってきているのかなと思った。

 

人には適材適所がある。人数が多いグループのメリットはどこかのポジションに必ず誰かがはまっていく点だと思う。まとめる力のある人やダンスで引っ張る人、歌、アクロバット、楽器演奏を得意とする人…無理をせずに自分の個性を生かしながらグループとしての形が出来上がっていると感じた。

 

個人的には織山君をトップに置き、言葉足らずな部分を川崎プロが補い、人を巻き込む力がある深田や湧、内村君が中心になって引っ張っていけば少年忍者は良い方向に進むと思ってる。中には話すことや意見をいうことが苦手な人もいる。全員の方に耳をしっかり傾けることもとても大事なこと。人当たりが良く、発言力のある人にも対等に言える青木君や星輝がその役を担うのが良いのかなと思う。稲葉君は大人しいけれど、ちゃんと自分の意見を持っている子だから(しかも的確)絶対に彼の意見は聞いておいてあげて欲しい。彼の使いどころはキーだと思ってるよ。

楽器分野では檜山、青木君、稲葉君を中心に。歌は北川君、悠仁、深田(もう1.2人いるといいな)。アクロバットは安嶋、長瀬、稲葉君。ダンスは織山、湧、内村、長瀬など振付ができる人(つーちゃんを入れてもいいかな)。正直川崎プロとヴァサは何もしなくていいと思ってる。全体を見て大人と交渉する係に徹してほしい。

衣装担当も今後は必要になるだろう。黒田、深田、檜山、星輝あたりがやってほしいし、そういった各所に将聖 (周りを広くみられるので構成に関わってほしい)や久保廉、海琉(ダンスか衣装)といった高校生組を入れて共に学べる環境をつくってほしい。と個人的には思う。

誰か一人だけに負担がかからないことが理想で兄組が引っ張っていける構図が取れるといいよね。川崎プロと織山君は背負いすぎなのでその負担を周りがフォローできれば良いなと思う。

 

 

気が付いたらあの時尖っていた織山君はグループの中心的な存在になっていた。こうしたほうが良いと言う彼の意見を聞いてみんなが感じた想いを添えてまとまっていく姿に嬉しさがこみ上げた。

 


みんなが織山尚大という一人の人間を認めてくれている。そう感じられただけで嬉しかった。

 

きっと私は誤解していたんだと思う。

 

織山君のレベルと合っていないグループに何故彼はいるのだろう

 

そう思ってきたけど、違うんだ。貴方のレベルまで貴方が引き上げていくんだね。それが、織山尚大がこのグループに所属している意味なんじゃないかな、と思う。織山君はみんなの能力を引き上げる力を持っていると思ってる。足りない部分をどう補いどうしたらグループの能力を更に高めていけるのか。少年忍者の一つの課題でもあると思うし織山君に課された課題でもあると思う。


それと、少年忍者が21人であり続けるためには21人の目指す方向が一緒でなければいけないとも思ってる。一緒に闘う仲間が20人もいるなんて頼もしいじゃない。少年忍者の武器を最大限に生かして21人で夢を叶えてほしい。

 

 

 

昨年の夏に書いたままずっと下書きに残ってたことに気がついて少し編集を加えて今更ながら出しております。


少年忍者ってね、面白いんですよ。本当にいろんな子がいるの。今までは21人それぞれ目立てる機会が少なくて素敵な個性を持っていても埋もれている子もいた。


最近の彼らのパフォーマンスを見てほしい。織山君の振り付けはみんなが楽しそうで生き生きとしていてそれをみてこちらも楽しい気持ちになるしワクワクする。これが少年忍者のグループの色なんだなと思った。


織山君が考える振り付けは21人全員が平等に輝ける場面が必ずあって個人の魅力がうまく引き出されていて圧倒される。他のグループの3倍もいるメンバーの構成を考えて一人一人にスポットが当たるように振り付けを考えて・・・

彼は本当に凄い人だ。

 

織山君は踊るために生まれてきたような人だと思ってる。貴方にとって踊ることは生きること。

生まれながらに持っている感性と踊りに懸ける熱量と努力によって生まれた奇跡を守り続けたい。

 


私は少年忍者の未来を守りたいと思っています。まだまだ未熟な彼らの完成形を見られる姿を夢見てこれからも応援したいなと思っています。


私がジャニーズJr.で最後に推すグループは少年忍者。これで最後にするんだ。