ファンは担当を映す鏡

この間、いつもお世話になっている舞台好きの知人に舞台の感想を伝えに行きました。舞台が好きな人と話をするとすごく勉強になるしいろんな視点に気が付けるのですごく私にとっては大事な時間です。

 

「どうだった?」と聞かれて基君の舞台の話をばーーーーーーっと(割と早口で)話したら、「最近職場の人間関係で疲れて心が荒んでたんだけど、その話を聞いているだけで心がまろやかになったよ~」って言われてすごく嬉しかった。

ただの舞台報告だったんだけど、少しでもプラスの感情になってもらえたのならよかったなって思ったし「観劇出来て本当によかったね」って自分のことの様に喜んでくれました。ありがとうございます。

 

それと嬉しかった言葉がもうひとつあって、「舞台の正しい見方をしているね」と褒められたのが凄く凄く嬉しかった。舞台の愉しみ方は人それぞれだけど、どうしても好きな人だけを見に来たりその人だけを見てしまって全体が疎かになってしまったりする人が多い中で作品そのものの細かいところまでみているのはすごいよって言われて嬉しかった。基君の一ファンとして恥じないファンでいられているのかなって思った。

 

私、好きな人に恥じないファンでいたいんです。"ファンはタレントを映す鏡"とよく言われるけれど、本当にその通りだと思う。好きな人がどれだけ頑張っていても応援するファンがタレントのイメージを下げる発言や態度をとることで(悪口というよりもマナー面)、彼らの目の前にあったチャンスを逃すことに繋がるかもしれない。またこの人を使いたいと思ってもらえるように私は応援していきたいし、本人にも堂々と「僕のファンは素敵な人が多い」と思ってもらいたい。好きな人の頑張りを後押しできるような存在になれたらいいなと思っています。

 

NEWSIESに行った時、その舞台好きの知人がきょものファンの子達を見て言ってたの。

「京本君のファンはマナーが良い子が多いね。みんな京本君の次に繋がるように行動しているんだね。」

って言っていて、じんわりと嬉しさがこみ上げた。好きという気持ちだけでは直接お仕事には繋がらないけれど、その好きな気持ちを正しい応援の仕方で後押しすることで彼らの未来に繋がっていくんだと思った。

私はきょもの担当ではないけれど、こうやってジャニーズのファンじゃない人からの声ってすごく大事だから褒められて嬉しかったなあ。

 

なんてことを考えながら舞台月間を過ごしていました。外部のお仕事って本当に凄いことだから周りの共演者に揉まれてもっともっと大きくなっていってほしい。彼らにとって一つ一つが学びの場だからその成長過程を見守っていきたい。そんな気持ちです。

 

私は舞台そのものが好きなので、舞台の時は一人静かに心の中で沸きながら消化していきます。場面を思い出しては考察し理解を深めていく時間に浸ります。なぜこの表情をしたのか、なぜここでこういう演技だったのか。

その舞台に関わることすべてを理解したい(愛が重い)。

でも本当にその気持ちだけはあって、その人が出演した舞台の世界観やそこで感じたものを全部全部知りたいな。

 

舞台の千秋楽の日に「舞台の中の登場人物とお別れしてくる」と言ったんだけど、よくよく考えたらお別れじゃなかったことに気が付きました。永遠の別れではなく、”永遠に私の心の中に生き続けていくもの”だなって思いました。もう生で見ることは二度とできないけれど、舞台が終わりを告げてもこの世に生み出されたキャラクターはずっとずっと私たちの心の中に存在する。そう思ったら悲しい気持ちはなくなりました。

これから彼らが幾度となく演じる人物たちをそんな目線で見ていけたらいいな。

 

 

さて、次の仕事はなんだ~い?

良い報告をお待ちしております。