『あの子より、私。』@千秋楽記録

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1/15から始まった舞台も1/27に東京千秋楽を迎えました。本当におめでとうございます。

今のこのご時世、まともに舞台ができることもままならない中で東京公演千秋楽を迎えられたことは奇跡に近いと思う。今こうして振り返っていて改めて幕が上がることは当たり前じゃなくてすごいことだったんだと思い知らされる。

 

今回は当落の時から友達に東京千秋楽当選の連絡をもらっていたのでチケットを探すことなく手持ちで行きたい公演分を賄うことができました。初日と千秋楽は特に入りたかった日で、私ひとりじゃ絶対に叶えられなかったと思う。大事な人の大事な公演に入れることの喜びはこの上なくて、改めて友達には感謝しています。本当にありがとう。協力してくれた友達も声をかけてくれた友達も本当にありがとう。本当に本当にありがとう。助けてくれてありがとう。

 

恐らく後にも先にもこんなに多くの公演に入ることはないと思います。元々2~3回くらいで満足できるタイプなので今回は異例だと思います。最初で最後かもしれないから初めての外部単独という大きなお仕事を共に喜びたい、その一心でした。

 

この舞台のモチベが本当に高くて毎回観劇のメモを文字に起こして舞台後に投稿してたんだけど、やっと最終回です。現場の度にコンスタントにブログを更新することが2022年の目標なので飽きずに書き続けられたらいいなと思っています。備忘録なので過去の私に向けて書いているだけのただのはてブロです。あんまりおもしろおかしく書けなくて申し訳なさはありますが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

 

あのわた(というらしい)の世界観をより引き出しているのは間違いなく生ピアノだと思う。ピアノの音楽を聴くだけで場面が思い浮かぶのは素敵だなと思いました。サントラが出ることを切実に願っています。

 

この日の彗君(基君の役名、以下彗君)は序盤からポケットに手を入れて歩く回数が多いように感じた。少しチャラさを出しているようなそんな感じがした。

 

楓と夕美のファームの話では楓が話しているときに少し目線をあげて興味なさそうな顔をする夕美。うんざりしたような顔をしていた。公演前半よりもわかりやすくなっていた。

 

愛夢と英美香のワンピースがお揃いで「まじ?」という彗君のセリフ、いつもはゆっくりとやり取りを眺めてから言っていたけどこの日はその間が短かったように感じた。

 

友達からの電話に出て話し出す彗君。前半に入った時は「池袋は遠いって。なかめにしようぜ」で終わっていたんだけど、「池袋は遠いって。なかめにしようぜ。そっちの方が人来るって」に変わってた。

 

彗君はスマホを両手で持つ時、左手人差し指を立ててスマホに添わせながら持ちます。ゲーム持ちみたいな持ち方でスマホを触っていたなあ。右手でスクロールの仕草をすることもしばしば。

 

メトロノームを発見する彗君。一度動きを止めて見つけたことを確認すると取り出して鳴らしてはーちゃんの方に手を広げて見て!とアピール。この日はダダダとどつく勢いで不動産屋さんが基君に迫ってきた。

 

パントロの説明の下りで

英美香の熱量が凄すぎて愛夢が引いていました。英美香がソファに戻ると愛夢が少し遠くに座り直していました。

 

はーちゃん、Wi-Fiが入りにくいようでいろんなところに携帯を向けて電波を探していました。その後じっと楓をみて、楓が作家の池亀楓ということに気がつき「あー!」という驚きの顔。それに気がつく基君。不動産屋さんとアイコンタクトをとって何か言ってた(口が動いていた)。

 

スッポンパーティーの時、シャンパンを飲んであんまり美味しくなかったのかちょっと首をかしげるような難しい顔をする彗君。棚の前に移動すると左ポケットに手を入れて右手は棚に置いていました。はい、好きな基俊介(n回目)。

 

スツール付近で両手を絡ませて外側に向けて指ポキならし。結構響いてましたね。ここはさす(がに基俊介でしかな)い。

母同士の懐かしい話。二子玉川のゲーセンでプリクラを撮った話をしてたんだけど今まで内容こんなに細かく話してたかな?初めて聞いた気がする。思わずメモってました。

「彼氏いるの?」と愛夢が英美香に聞いた時の基君の距離がいつもより近かった気がする。毎回近いけど距離感バグなのなかなかしんどかったです。近すぎんか????(笑)

 

【今日の誠司君】

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・「お待たせ!」で左目ウインク、歯を少し見せる

・左の胸のポケットから飴を出して胸ポケットにしまう

・飴を愛おしそうに愛でる

・顔を少し上げて遠くを見る

・「そいつぶん殴る」のときの顔が悪役の時のちょっと悪い顔をした基君(口をちょっと開けてる)

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基君、前髪どうした?なんかちょっとボサボサ感?ありました。髪が伸びてきて言うこと聞かなくなってきちゃったのかなあ?まあそこも可愛いんですけれども。

 

兎谷父はどんな出来事よりも自分はどうしたいのかということを大事にしている気がした。ステータスなんかどうでもよくて、人と比べず自分は自分でいいんだよっていうのはこの舞台のテーマの一つだと思うので大事なことを教えてくれるキーパーソンだと私は思っています。

 

吹き替えの練習をしているとき、楓の迫真の演技に対して兎谷父の「おお、さすが」楓「いえいえ」のやりとりがなくなっていました。この部分結構好きで毎回笑っていた場面だったので少し悲しかった。

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彗君が登場「迫真の演技じゃん」の後に「なんで演技してんの?」っていうセリフが増えていた。これも補完するような言葉でわかりやすくなっていたと思った。

「男って追いかけたい生き物だから」の台詞のところで基君は舌を出していまし…た……。

 

 

 

え?

 

 

 

!?!

 

 

 

え??!

 

 

 

 


双眼鏡越しに覗いていて思わず思考が停止した。なんてあざといんだ……さすい…(頭抱え死亡)

 

 


学生時代の時は少しざわついたBGMが流れるんだね。そのBGMによって時間の違いを出してるのかな?と思いました。

 

夕美が占い師に「彼女(楓)とは違うから」と言われるシーンの夕美の顔が少しひきつって「え?」と言っていて、もしかしたら夕美にとってずっとひっかかっていた言葉なのかもしれないと思った。

 

雷で暗転したとき「だるいだるい」と連呼する基俊介。はい、でました(笑)お決まりのだるい基。

この日は「お母さんお母さん」って言っていました。初めて確認できた「だるい」「怖い」以外の言葉。その場に正座して手探りで手を動かしていました。彗君は暗いところが苦手なのかもしれないと思った。電気がつくと、「うおっ」て言ってました。急に電気がついてびっくりしたねえ。

 

ソファに座る時、両手を合わせてパンパン(これ伝わるのかな?)ってやってました。ソファの背もたれ部分に左腕置いていて腕枕的な姿勢。隣に座りたくなりました。座らせてください。

 

 

お父さんとの喧嘩で「やらない方が恥ずかしい」と言われて26日夜に引き続き少し間があって小さく吐くような「え....。」。ああやっぱりこのシーンで彗君の心の変化が見える感じが好きだなと思いました。

お父さんと口論になった後、彼女からかかってくる電話に対しての台詞がこの日は少し変わっていて、「好きだよ、もう良いでしょ」って言ってました。

 


もういいでしょ?!え!?!

 


冷たくあしらう彗君に驚きながらも好きすぎました…。その後電話を切ってからも何か考えるような顔をして少し俯いていました。心の葛藤だねえ。

 

楓と彗君が2人で話すところの「マッチングアプリでもやればいいと思います」のセリフ、いつもは途中で遮られちゃうんだけど1/26に引き続き最後まで言わせてもらえてた!「ういっす〜〜〜」の"す"が長めでした。あとこの日はいつもよりメトロノームの速度が遅かったです。

 

雨の中、愛夢を探す夕美。帰らないといった愛夢に対しての2回目の「なんでぇ」のェのイントネーションがあがっていていつもと違った(いつもはちょっと怒り口調でなんで!?って感じ)。マイナスな感じのシーンなのにその中にあるユーモア感が好きだったりする。

 

「雨上がりに〜ジョンボンジョビ〜」と歌うボンジョビは「夕美は晴れ女だなあ」という兎谷父の台詞から、夕美と出会ってから作った曲なのではないかと思った。

 

2階で彼女からの電話で感情のない好きという言葉を繰り返す虚無スキの部分は双眼鏡越しに目が合って死んだ。徐々に感情が消えていくところがたまらない。

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そのあとお父さんと話すところでは「俺って顔はそこそこかっこいいじゃん?」って台詞で舌ペロ。

 


え?

 

 

 

……え???!?

 

 

 

肉眼で見ようと思って双眼鏡を外そうとしたときに起こった出来事だったからプチパニックになった。あざとすぎ。なんでここにぶっ込んでくるの!?なんなの!?!?!?

 

「俺が音楽すきなの知ってた?」と彗君が兎谷父に聞くシーン。「知ってたよ」と父に言われると「ふぅ〜ん」といいながら少し嬉しそうな顔を浮かべる彗君買いました。でもその嬉しさを隠そうとして何ともないような顔をするんだよね。素直じゃないんだから。

 

「女の子は大切にせんとあかんでー?」とお母さんに責められた後、基君は左耳を触ってました(焦った時にやるような仕草)。はああ可愛い。

 

 


はーちゃんにルミの事情を説明する愛夢。「ルミさんが挟まってた時〜言ってってルミさんに言われました」と全部言ってしまい「おい」とドスの効いた声でルミに怒られるシーンは毎回笑ってしまう。

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「オーナーは来ません!撤収」と不動産屋さんがいうシーン。そういえばいつから「解散」が「撤収」というセリフに変わったんだろうか?私の聞き間違いかと思ってたけど、おそらく言葉の意味を考えて変えたんだろうと思う。

その後の会話で彗君は「どうすっか?とりあえずトリキ?」って言ってるように聞こえたんだけど気のせいかな?いや気のせいだな。鳥貴族なわけがないよね。

この日は「わーーーーうわーーーーーー」って不動産屋さんは言いながら追い払っていました。割とドタバタやっていた印象。

 


最後のDJシーンではパパが両手でパカって彗君に向けてやっていて(ルミが序盤でやってたスッポンポーズ)彗君は「なにそれ」って言ってました。

夕美と楓のシーンになって暗転している時もニヤリと笑って腕組みをしていました。かっこよすぎてやばかった。

あとあと、この日のボイパは少し長めにやっていた気がしました。小刻みな細かい技が多くて、終わるタイミングもばっちしでした◎

お決まりのシャンパンをこぼされるところは早く早くって手招きしてタオルを求めてる基君がかわいかったです。

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東京千秋楽なのでカテコは3回でした。ニッコニコの基君を見て嬉しくてこちらもニコニコしたよ〜。黒谷さんが挨拶して基君もどう?みたいな感じで合図してくれたけど、僕は大丈夫ですって感じで丁寧にお断りしていました。周りの出演者を立てる謙虚な基君がいて私はそんな基君がすごく好きだな〜って思いました。

 


お辞儀をする瞬間に「ありがとう」と口パクで言ってから礼する基君。不意打ちであわあわした。合計3回、登場する度に「ありがとうございました」って口パクで言ってました。感謝の気持ちを伝えてくれる基君が本当に本当にほんっとうに大好きでした。

 


最後上手側に捌ける時に大きく両手を振って「バイバーイ」って客席に向けてしてくれて私も手を振った。泣きそうになった。幸せな時間はあっという間に終わり、幸せな気持ちで私の『あの子より、私。』は幕を閉じました。

 


この状況下で無事に東京公演を完走してくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。舞台中止が相次ぐ中、誰1人欠けることなく東京公演を終えられて本当に良かった。残りの大阪公演は最後まで何があるかわからないけれどどうかどうか完走してほしい。

 


きっと大丈夫、そう信じて。

 


基君から笑顔の報告が聞けると良いな。

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p.s.

GARNET OPERAと有頂天作家の中止が発表された。誰も悪くないの、全部全部コロナのせい。だからどこにこの思いをぶつけて良いのかわからない。当人達は無事だろうか、大丈夫だろうか。横原、元気か?影山担と横原担は大丈夫だろうか。楽しみにしていたファンにとってその悲しみは深いし本当に辛いよね。

特に遠征を諦めてこっちでやるまで我慢してたファンは本当にしんどいと思う。なんと声をかけて良いのかもわからない。とにかく美味しいものをたくさん食べてたくさん寝てどうか自分を労ってヨシヨシしてあげてほしい。みんな偉いよ。本当に偉い。

彼らの元気な姿を早く見られますように。早く戻っておいでね。そしていつかまた再演できることを願います。