寝ても覚めても夢から醒めない

悪夢だ。

 

昨日、TravisJapanの国内での一時活動休止が発表された。それと同時にアメリカ留学することが伝えられた。

どんなにしんどくてもこの状況を受け入れられなくてもそれでも明日はやってくる。

 

昨日は夢を見た。夢にTravisJapan全員が出てきた。これまで応援してきて全員が夢に出てくることなんて1度もなかったのにこんな状況になって初めて7人いっぺんにだ。

 

私は夢の中でも泣いていて、覚えているのは最後にみんなで円陣をしたことと如恵留が私に対して想いを言葉で伝えてくれたこと。これは如恵留からのテレパシーだと思っていて、想いが強い故、夢にも出てきたし彼の言葉を感じ取ったのかもしれない。

おそらくこの日にTravisJapanが夢に出てきた人は多いんじゃないかと思う。

 

遠くに行かないで。そんな気持ちだった。夢の中でも彼らはまっすぐと前を見据えてた。

私だけが泣いていた。

誰も取り残さないんじゃなかったの?私たちを置いて遠くへ行ってしまうの?距離も気持ちもぽつんと置いて行かれたような気持ちになった。

 

1日経ってもやっぱり私は現実を受け入れられない。

 

中学生の頃、私はAKBを応援していた。初めて熱中できるものを見つけた。数年間応援した後、推しの海外での活動が決まり活動拠点は上海になった。

彼女が日本に戻ってくるまでに2年かかり、戻ってきても当初のグループに彼女の居場所はなくて別グループで活動をすることになった。物理的距離と離れていた時間に耐えられなくて私は彼女のファンを実質辞めた。

 

またそんなことになってしまうんじゃないかと思うと怖くてたまらない。

今回の国内での一時活動休止は私の精神を削り取るには十分すぎるくらいの衝撃だった。

 

 

"海外進出を目指したい"

”海外に通用するアーティストになりたい”

 

彼らの夢を幾度となく聞きながら、どこかで「いつか彼らの夢が叶うといいな」とふんわりと思っていたのかもしれない。日本にずっといてくれると信じていたのかもしれない。

発表をきいて動揺してしまったのは心づもりができないままその時を迎えてしまったからなんだと思う。

心のどこかで私は彼らの本気をしっかりと受け止めていなかったんだと思う。

 

他のグループと同じように順当にデビューという道を歩んでいくものだと思ってた。

こんなことになるなんて想像もしていなかったよ。

彼らの目指す夢は私たちが思う遥か上にあってその気持ちに気が付けていなかったんだね。

 

渡米が発表されても彼らに問いたい。

「本当に行ってしまうの?」と。

 

半年後や1年後の話じゃない。

今月中に旅立ってしまうなんて誰が想像した?

 

こんなに大事なこと、どうしてずっと黙っていたの?私たちの応援じゃやっぱり物足りなかったのかな?とか。何が駄目だったの?とか。

 

振られた女みたいな言葉になっていますがそれはさておき。

 

 

もっとやり方はあったと思う。これが正直な気持ち。

行くにしても行くタイミングやこちらに伝えるタイミングはもっと違う形が取れたと思う。

心に残ったモヤモヤはどうしたら取り除けるんだろう。

 

彼らは今、これから待ち受ける未来にわくわくしてる。

一度きりの人生だもの、彼らにとって夢に近づく一歩だもの。応援したいよ。私は彼らの背中を押したい。

みんなが彼らの門出を祝福してる。

この挑戦を後押ししている。

 

旧友たちからのメッセージが温かい。

本当に愛されているグループなんだと思った。

 

それがわかるから余計に辛くなる。

だけどね、やっぱり悲しいんだ。寂しいんだ。

まだ受け入れられないんだ。ごめんね。

 

物理的距離の寂しさもあるけれど、一番はファンに寄り添ってくれていたと思っていた彼らに突き放されたかのような心の距離を感じてしまったの。

 

私はこれから今までと変わらない愛で彼らを愛し続けられるだろうか。今はまだ、何もわからない。彼らのいない未来を私はまだ想像できないのです。

 

4月からこの地に彼らはいない。

ファンと共に歩んでいくと誓ったはずの彼らは日本からいなくなる。

 

その事実が胸を締め付ける。

 

彼らは遠く離れた夢のHollywoodを現実のものにするために動き出すんだね。

 

まだこの現実を受け入れられないけれど、いつかきっと「この選択をしてよかったね」と言えるようになりたい。

 

 

発表された内容はさておき、発表の時の空気感が私は好きだった。ああ、私の大好きなTravisJapanだって思いました。

 

ちゃかちゃんは言葉を選びながら真っ直ぐな気持ちを伝えてくれて優しさを感じました。貴方の真剣な気持ち、伝わってきました。

 

如恵留はみんなの言葉をしっかりと聞きながらきっとこちら側にも寄り添ってくれたんだね。一番貴方は泣きそうな顔をしていたね。

 

空気を感じ取って気遣いができるげんげんはみんなの気分が落ちないように元気づけてくれたね。ずっとにこにこしていて末っ子げんげんが愛おしかったよ。

 

ここでも笑いの神が舞い降りてきた不憫なまつく。貴方の屈託のない笑顔が見られてよかった。自分の想いを話すときは怖いほど真っすぐに未来を信じている眼でした。

 

しーくん、元気を出してね。貴方のカーニバル、もう一度みたかったなあ。

 

今回うみちゃんがいつもよりも私たちを不安にさせないように振舞っていることが分かったし、あんなにこちら側を励ます中村海人を私は初めてみました。正直中村さんが凄く頼もしかった。そうでした、貴方は不器用なだけでいつもファンのことを想える優しい人でしたね。

 

あとね、私はやっぱりしめちゃんが言葉を選びながらしっかり自分の言葉でここに至った経緯を話してくれたのが嬉しかった。貴方は自分の中にある揺るがない覚悟を言葉にしてくれるからその度に貴方を応援してよかったと思えるの。すべての言葉を受け止めることはまだできないけれど、私はあなたの言葉を信じていきたい。

 

TravisJapanが見たい景色はなんですか?

どんな景色をみたいのですか?

 

目指すビジョンを教えて欲しい。

その曖昧さが私たちを不安にさせます。

 

いつまで待てばいい?

何をしたら成し遂げたことになるの?

 

 

当初は2020年の末に決行することになっていたプロジェクト。コロナの影響もあり、延期し調整を重ね目途がたったのでようやく行くことに(今日発売の新聞より)。

きっとダンスの大会出場が決まったからだよね。そうなんでしょう?

 

日本にある仕事を全て白紙にした状態で着の身着のままアメリカに留学するなんて相当な覚悟をしたに違いない。それにしても急なお別れはあまりにも残酷だ。

 

ねえどうして今なの?

どうしても行ってしまうの?

 

これまでジャニーズからアメリカ留学したグループは2組。いずれも数ヶ月~半年ほどの期間だった。そのグループのように数ヶ月で帰ってきてくれるのなら、寅年の間に帰ってきてくれるのなら、それなら嬉しいです。

 

恐らく前代未聞の挑戦を彼らは成し遂げようとしているんだと思う。語学学校にも通うと新聞には書いてあった。

長期戦になる可能性は十分にある。確約のない約束が怖いです。

 

私はあんまり強くない。通勤電車の中でも職場でも彼らを思い出すと涙が止まらない。

 

 

ばーーーーか!ばーーーーーーか!!!!!!

 

 

ああ、私、こんなにもこのグループが大好きだったんだ。悔しくもこんな時に改めて想いの深さを知るなんてね。

推しは推せるときに推せ。後悔しないように会える時に会いに行け。

本当にその通りだと身をもって知りました。いつ何時その時が来てもいいように覚悟をもって応援していかなきゃいけないんだと思ったよ。

 

絶対なんて永遠なんてこの世にはないのだから。

 

ちゃかちゃんが賛成コンで言った言葉はもしかしたらこの留学を見据えて私たちに向けたメッセージだったのかもしれないね。

 

 

彼らが渡米してからも暫くは雑誌で目にすることはあるんだろう。彼らはそれを幸せ貯金と呼んだ。紙面の中で笑う7人を私はどんな心境で見ればいいのだろう。置き土産は要らないよ。7人のいない日本に取り残された私はこれからどう生きていけばいいのだろう。見えない未来に不安は消えない。このぽっかりと空いた穴をこれからどう埋めていこうか。

私はいつかこの現実を受け入れなければいけない。

 

彼らに会いに行く貯金でも始めるか。

少しずつ私も進んでいかなきゃいけないかな。

 

なんてことをぼんやりと考えていた。

 

 

ああ、今日は金曜日か。

 

 

 

 

 

薔薇の蕾をつむのならいま

時の流れはいと速ければ

きょう咲きほこるこの薔薇も

あすには枯れるものなれば

 

この瞬間を、いまを生きろ。