寝ても覚めても夢から醒めない

悪夢だ。

 

昨日、TravisJapanの国内での一時活動休止が発表された。それと同時にアメリカ留学することが伝えられた。

どんなにしんどくてもこの状況を受け入れられなくてもそれでも明日はやってくる。

 

昨日は夢を見た。夢にTravisJapan全員が出てきた。これまで応援してきて全員が夢に出てくることなんて1度もなかったのにこんな状況になって初めて7人いっぺんにだ。

 

私は夢の中でも泣いていて、覚えているのは最後にみんなで円陣をしたことと如恵留が私に対して想いを言葉で伝えてくれたこと。これは如恵留からのテレパシーだと思っていて、想いが強い故、夢にも出てきたし彼の言葉を感じ取ったのかもしれない。

おそらくこの日にTravisJapanが夢に出てきた人は多いんじゃないかと思う。

 

遠くに行かないで。そんな気持ちだった。夢の中でも彼らはまっすぐと前を見据えてた。

私だけが泣いていた。

誰も取り残さないんじゃなかったの?私たちを置いて遠くへ行ってしまうの?距離も気持ちもぽつんと置いて行かれたような気持ちになった。

 

1日経ってもやっぱり私は現実を受け入れられない。

 

中学生の頃、私はAKBを応援していた。初めて熱中できるものを見つけた。数年間応援した後、推しの海外での活動が決まり活動拠点は上海になった。

彼女が日本に戻ってくるまでに2年かかり、戻ってきても当初のグループに彼女の居場所はなくて別グループで活動をすることになった。物理的距離と離れていた時間に耐えられなくて私は彼女のファンを実質辞めた。

 

またそんなことになってしまうんじゃないかと思うと怖くてたまらない。

今回の国内での一時活動休止は私の精神を削り取るには十分すぎるくらいの衝撃だった。

 

 

"海外進出を目指したい"

”海外に通用するアーティストになりたい”

 

彼らの夢を幾度となく聞きながら、どこかで「いつか彼らの夢が叶うといいな」とふんわりと思っていたのかもしれない。日本にずっといてくれると信じていたのかもしれない。

発表をきいて動揺してしまったのは心づもりができないままその時を迎えてしまったからなんだと思う。

心のどこかで私は彼らの本気をしっかりと受け止めていなかったんだと思う。

 

他のグループと同じように順当にデビューという道を歩んでいくものだと思ってた。

こんなことになるなんて想像もしていなかったよ。

彼らの目指す夢は私たちが思う遥か上にあってその気持ちに気が付けていなかったんだね。

 

渡米が発表されても彼らに問いたい。

「本当に行ってしまうの?」と。

 

半年後や1年後の話じゃない。

今月中に旅立ってしまうなんて誰が想像した?

 

こんなに大事なこと、どうしてずっと黙っていたの?私たちの応援じゃやっぱり物足りなかったのかな?とか。何が駄目だったの?とか。

 

振られた女みたいな言葉になっていますがそれはさておき。

 

 

もっとやり方はあったと思う。これが正直な気持ち。

行くにしても行くタイミングやこちらに伝えるタイミングはもっと違う形が取れたと思う。

心に残ったモヤモヤはどうしたら取り除けるんだろう。

 

彼らは今、これから待ち受ける未来にわくわくしてる。

一度きりの人生だもの、彼らにとって夢に近づく一歩だもの。応援したいよ。私は彼らの背中を押したい。

みんなが彼らの門出を祝福してる。

この挑戦を後押ししている。

 

旧友たちからのメッセージが温かい。

本当に愛されているグループなんだと思った。

 

それがわかるから余計に辛くなる。

だけどね、やっぱり悲しいんだ。寂しいんだ。

まだ受け入れられないんだ。ごめんね。

 

物理的距離の寂しさもあるけれど、一番はファンに寄り添ってくれていたと思っていた彼らに突き放されたかのような心の距離を感じてしまったの。

 

私はこれから今までと変わらない愛で彼らを愛し続けられるだろうか。今はまだ、何もわからない。彼らのいない未来を私はまだ想像できないのです。

 

4月からこの地に彼らはいない。

ファンと共に歩んでいくと誓ったはずの彼らは日本からいなくなる。

 

その事実が胸を締め付ける。

 

彼らは遠く離れた夢のHollywoodを現実のものにするために動き出すんだね。

 

まだこの現実を受け入れられないけれど、いつかきっと「この選択をしてよかったね」と言えるようになりたい。

 

 

発表された内容はさておき、発表の時の空気感が私は好きだった。ああ、私の大好きなTravisJapanだって思いました。

 

ちゃかちゃんは言葉を選びながら真っ直ぐな気持ちを伝えてくれて優しさを感じました。貴方の真剣な気持ち、伝わってきました。

 

如恵留はみんなの言葉をしっかりと聞きながらきっとこちら側にも寄り添ってくれたんだね。一番貴方は泣きそうな顔をしていたね。

 

空気を感じ取って気遣いができるげんげんはみんなの気分が落ちないように元気づけてくれたね。ずっとにこにこしていて末っ子げんげんが愛おしかったよ。

 

ここでも笑いの神が舞い降りてきた不憫なまつく。貴方の屈託のない笑顔が見られてよかった。自分の想いを話すときは怖いほど真っすぐに未来を信じている眼でした。

 

しーくん、元気を出してね。貴方のカーニバル、もう一度みたかったなあ。

 

今回うみちゃんがいつもよりも私たちを不安にさせないように振舞っていることが分かったし、あんなにこちら側を励ます中村海人を私は初めてみました。正直中村さんが凄く頼もしかった。そうでした、貴方は不器用なだけでいつもファンのことを想える優しい人でしたね。

 

あとね、私はやっぱりしめちゃんが言葉を選びながらしっかり自分の言葉でここに至った経緯を話してくれたのが嬉しかった。貴方は自分の中にある揺るがない覚悟を言葉にしてくれるからその度に貴方を応援してよかったと思えるの。すべての言葉を受け止めることはまだできないけれど、私はあなたの言葉を信じていきたい。

 

TravisJapanが見たい景色はなんですか?

どんな景色をみたいのですか?

 

目指すビジョンを教えて欲しい。

その曖昧さが私たちを不安にさせます。

 

いつまで待てばいい?

何をしたら成し遂げたことになるの?

 

 

当初は2020年の末に決行することになっていたプロジェクト。コロナの影響もあり、延期し調整を重ね目途がたったのでようやく行くことに(今日発売の新聞より)。

きっとダンスの大会出場が決まったからだよね。そうなんでしょう?

 

日本にある仕事を全て白紙にした状態で着の身着のままアメリカに留学するなんて相当な覚悟をしたに違いない。それにしても急なお別れはあまりにも残酷だ。

 

ねえどうして今なの?

どうしても行ってしまうの?

 

これまでジャニーズからアメリカ留学したグループは2組。いずれも数ヶ月~半年ほどの期間だった。そのグループのように数ヶ月で帰ってきてくれるのなら、寅年の間に帰ってきてくれるのなら、それなら嬉しいです。

 

恐らく前代未聞の挑戦を彼らは成し遂げようとしているんだと思う。語学学校にも通うと新聞には書いてあった。

長期戦になる可能性は十分にある。確約のない約束が怖いです。

 

私はあんまり強くない。通勤電車の中でも職場でも彼らを思い出すと涙が止まらない。

 

 

ばーーーーか!ばーーーーーーか!!!!!!

 

 

ああ、私、こんなにもこのグループが大好きだったんだ。悔しくもこんな時に改めて想いの深さを知るなんてね。

推しは推せるときに推せ。後悔しないように会える時に会いに行け。

本当にその通りだと身をもって知りました。いつ何時その時が来てもいいように覚悟をもって応援していかなきゃいけないんだと思ったよ。

 

絶対なんて永遠なんてこの世にはないのだから。

 

ちゃかちゃんが賛成コンで言った言葉はもしかしたらこの留学を見据えて私たちに向けたメッセージだったのかもしれないね。

 

 

彼らが渡米してからも暫くは雑誌で目にすることはあるんだろう。彼らはそれを幸せ貯金と呼んだ。紙面の中で笑う7人を私はどんな心境で見ればいいのだろう。置き土産は要らないよ。7人のいない日本に取り残された私はこれからどう生きていけばいいのだろう。見えない未来に不安は消えない。このぽっかりと空いた穴をこれからどう埋めていこうか。

私はいつかこの現実を受け入れなければいけない。

 

彼らに会いに行く貯金でも始めるか。

少しずつ私も進んでいかなきゃいけないかな。

 

なんてことをぼんやりと考えていた。

 

 

ああ、今日は金曜日か。

 

 

 

 

 

薔薇の蕾をつむのならいま

時の流れはいと速ければ

きょう咲きほこるこの薔薇も

あすには枯れるものなれば

 

この瞬間を、いまを生きろ。

 

 

 

Travisjapanの重大発表を受けて

 


寂しい。

 


彼らのインスタライブでの発表を聞いて一番最初に思ったこと。

 


ぽっかり心に穴が空いたような虚無感。大きなものを失ってしまったようなそんな気持ち。

 


正直最後まで見終わっても頭の整理ができない。

急に発表されたインスタライブの重大発表は想像のはるか上をいっていて正直、混乱した。

2022年3月末(今月末じゃん、、、)TravisJapanが無期限のアメリカ留学(ロサンゼルス無期限武者修行)に行くことが発表された。急すぎる発表は「ツアーの発表かな〜?」「ひな祭り?」なんて可愛いものじゃなくて、受け入れるには時間がかかるものだった。時間が経った今も、まだ気持ちが追いつかない。

 


きっとこのアメリカ留学はTravisJapanにとってプラスの期間になることは確か。彼らもこの決断をするまでにきっといろんな想いや覚悟を持ってここまできたんだと思う。わかってる。彼らの並々ならぬ努力を陰ながら応援してきたから。

彼らの夢のためならどんなことでも全力で背中を押してあげたい。これは本当に心から思うこと。だけどそれでもやっぱり寂しいという思いが勝ってしまうのも事実。 

 


応援したいけれど、気軽に会いに行けない物理的な距離が心の邪魔をする。

 


私は今までのように彼らを応援できるのだろうか。

不安な気持ちがよぎる。もちろん大好きなことには変わりないしこれからもきっと好きだと思う。

でもどこかで気持ちが離れていくような気がしてる自分もいていろんな思いが交差する。好きだけど前よりも遠い存在になってしまったようで寂しい。

 


ごめんね、素直に喜べなくて。

TravisJapanに追い風が来ている途中で足止めを食らってしまったような気持ちになったの。何故今なのだろう?正直そう思った。

若ければきっとジャニーさんも「You達行っちゃいなよ!」って言ってくれたと思う。

だけど彼らの年齢を考えたら不安な気持ちを抑えられなかった。いつ帰ってくるのかもわからなくて、帰国の期限が決まっていない無期限の日本での活動休止はちょっとしんどいなって思ってしまいました。

ジャニーズの魅力の一つは定期的に会える環境がある事だと私は思っているからその交流の場が当分の間無くなってしまうのは悲しいなって思いました。

 

てか本当に帰ってくるのかな?渡米してグループに戻ってきたジャニーズを私はあんまり知らないんですけど、そのまま退所とかやめてよ?大丈夫だよね?信じていいんだよね?

 

 

彼らのデビューをずっと待ち望んでた。2022年、寅年になった今年は特に思い入れが強くて、彼らの年についに花開く日が来るんだと本気で思っていました。これを逃したらデビューがまた遠のいてしまうんじゃないかって。だから今年は本当に本当に色んな意味で覚悟の年でした。

 


前向きに捉えれば、ロサンゼルスへの武者修行は事務所が彼らの将来を見込んで未来への投資をしてくれたんだって思うことができる。

ただね、もうきっとその時期はとうの昔に過ぎ去っているんじゃないかな、と個人的には思うのです。何歳からでも挑戦はできる。年齢は関係ないというけれど、こればかりはやっぱり時期というものがあるんじゃないかと思うのです。全てが遅すぎるよ。

 


私たちも(という括りにしてしまうのは恐れ多いし申し訳ないけど)若くないのよ(笑)トラジャ担って割と年齢層高いから「いつ帰るかわからないけど俺たちが帰るまで待っていてほしい」って彼らから言われて大人しく「待ってるよー!」なんて簡単に二つ返事で言えないのよ(結婚とか子育てとか自分のライフスタイル絶対変わるし、、、)(ああ、私その焦りから素直に応援できないのか)。

彼らがデビューするまでにあと何年かかるんだろう?このプロジェクトは彼らがデビューしてからじゃダメだったのかな?あと少しだったのに。この軌道に乗っている時期に日本からいなくなるのは勿体無いなと思ってしまったり。デビューに近いようで届かないもどかしい距離にずっといたTravisJapanが幸せになる道は本当にこれだったのかな?こればかりはわからない。

申し訳ないのは心の底から「いってらっしゃい」と今は彼らを笑顔で送り出せる状況にないこと。ごめんね。

だけどね、必ず戻ってきてほしい。それだけは言えます。TravisJapanがTravisJapanとして存在し続けてくれることが私の幸せです。


私の幸せは彼らが幸せになることだよ。

その幸せは私たちだけじゃ足りなかったのかなって思ってしまったし、なんだか急に遠い存在になって突き放されたような気持ちになってしまって涙が止まらなくなった。まだ全てを受け入れることは難しくて当分はメソメソしてしまいそうだけど、落ち着いたらまたちゃんと今の気持ち整理しよう。

 


しめちゃんの言葉を聞いて私はこの人を好きになれて本当によかったって思えたし、彼らの想いを聞いてこのグループを好きになれてよかったって改めて思えた。これだけは本心だからちゃんと気持ちが整理できたらまたこのことについて触れようと思う。

 


ごめんね、今日だけは少しだけ考えさせてほしいです。めそめそさせてほしいです。

自分に嘘はつきたくないから、どうしても綺麗事は言いたくないの。

心からの『いってらっしゃい』が言える日までもう少し待っていてね。

 


p.s.

あとあと!一つだけ言わせてほしい!!!

+81はTravisJapanが築き上げたコンテンツだからやっぱりTravisJapanがやってほしい!!!

TravisJapanだからできたことなんじゃないかなって思うから、やっぱりそれだけは時間がかかっても長らく更新されなくてもTravisJapanだけのものであってほしいです。

 

 

 

舞台 ダイジェスト映像集


この間、基君が出演していた舞台『あの子より、私。』のダイジェスト映像がYouTubeにアップされていました!

 

この日を待ち望んでいたの!!!!

過去にいろんな舞台のダイジェストが上がっていたプロダクションだったから絶対この舞台のダイジェストも上がるだろうなと楽しみにしていました!

 

大優勝!!!!!ありがとうございます!!!

 

 

大好きな導入部分のピアノをもう一度聴けたこと、基君のボイパ部分をカットなしで載せてもらえたことに感謝しかありません。ありがとうございます!!!

 

基君はたくさんの方に愛されているんだなと感じました。彗君とセイジ君に再び会えて嬉しいです。この動画が残り続ける限り、また何度でも会えるんですね。

素敵な舞台をありがとうございました。この作品に出会えて本当に幸せです。

(欲を言うならばDVDの発売は叶わなくてもこの作品のサントラが欲しいです。)

 

基君の舞台のダイジェストと一緒にマウストラップ(椿大我主演)、有頂天作家(影山拓也出演)のダイジェスト映像と、2021年1月に基君、新、影山君の3人が出演していた『いまを生きる』のダイジェスト映像も載せておきます。ガーネットオペラはダイジェストがなかったのでもし公開されたら載せたいと思います。

 

よかったら見てください!!

 

 

2022年1月、IMPACTors7人中4人の舞台出演はグループの名前にも入っている『actor』を印象付けるにはすごく良い機会だったと思う。まだまだ単独でのお仕事が少ない中で演技の経験を積むにも良い機会でたくさんの役者さんの中で揉まれてきっとたくさんのことを学んだ時間になったんじゃないかな。本当に貴重な経験だからこの経験をグループに持ち帰ってしっかり還元して更にパワーアップしたIMPACTorsになっていて欲しいな。

 

私、IMPACTorsのことになると筆が進むんですよ。

なんでだろうって最近考えてたんですけど、その理由はとっても単純で、多くの人にもっとIMPACTorsを知ってほしいんですよね。グループ結成歴は浅くても、貪欲に上を目指し続ける気持ちの強さはどこにも負けなくて、パフォーマンス力もとても高いグループです。

 

まだまだ認知度で言ったら知らない人が多い彼らをどうやったら多くの人に知ってもらえるのか。

私はこちら側(ファンサイド)からも彼らの良さを広めていくしかないと思っています。

 

”みんなで叶えるグループ”

 

彼らの活動を少しでも後押ししたい。

私がブログを更新している理由はこんなところにあるんだろうなと思います。

 

この世界では限られた時間の中でどれだけ結果を残せるかが大事。そう思うと無駄な時間なんて一瞬たりともなくて。今何ができるか、そう考えて動き続けるしかないんだと思う。

だから私は私ができることを精一杯やりたい。彼らの未来を共に創っていきたい。

 

多分私はIMPACTorsのマインドと似ているんですよね。応援し始めた頃からなんとなく思っていたけれど、言葉にしてみるとより思う。おそらく私はとても熱い人間です。松岡修造みたいな表に出る熱さというよりは心の内側に熱さを持っている人間だと思う。

 

IMPACTorsはどれだけ熱くても絶対にばかにしないの。全力でいいんだよって思わせてくれる。彼らの熱い想いを聞いていると私までも肯定してもらえる気がする。

だから彼らを好きになったんだと思う。

 

これからも好きなものには全力で向き合う私でいたい。

IMPACTorsを全力で応援する所存です!!!!!

 

 

ジャニーズJr. IMPACTorsをよろしくお願いいたします!!!!!

 

 

映画『リング・ワンダリング』舞台挨拶

初めて笠松将さんの現場に行った話をさせてください。笠松さんは私が一番好きな俳優さんです。

 

昨日、主演の映画「リング・ワンダリング」の舞台挨拶に行きました。

リングワンダリング(和製英語: ring wandering)

人が方向感覚を失い、無意識のうちに円を描くように同一地点を彷徨い(さまよい)歩くことをいう。(wikipediaより)

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私が笠松さんの存在を知ったのは今からおよそ3年前のあるドラマでした。

『平成物語〜なんでもないけれど、かけがえのない瞬間〜』テレビをつけたらたまたまやっていたこのドラマで私は笠松さんを知り、好きになりました。


「私、この人が好きだ!」そう思うのに時間はかからなかった。直感だった。本能で笠松さんを好きになった。

俳優にこんなに夢中になったのは恐らく初めてだったと思う。テレビや映画をみることはあってもグッズを買ったり本格的に応援することは今までなかった。


笠松さんはドラマだとちょい役で出ていることが多くてその作品数の多さから私は全てを追えていない。これでファンだと言えるのかと言われるとそれまでなのだけれど、把握しきれなくて申し訳ないなと思いながらも少しゆるゆるスタンスで応援をさせてもらっている。


映画だと主演が多い。独特な風貌の彼は他の人にはできない役柄を演じることが多く、唯一無二の俳優だと思ってる。刺さる人に刺さる役者だと思う。

 


私はなんで彼を好きになったんだろうと考えた。平成物語の中の彼は私の理想の彼氏だった。結婚したい人だった。だから私は好きになったんだと思った。このドラマを見なければ多分私はこんなにも自分の中に沸き起こる感情を知らないまま生きていたと思う。それくらい心を揺さぶられた。

 


笠松さんは他の俳優とは少し違う匂いがする。いつも真っ直ぐで曲がったことが嫌いでこちら側にも嘘をつかないような人。一見口が悪くて捻くれているように見えるけど、そうじゃなくて自分の中の疑問を素直にぶつけてくるようなそんな人で、自分の生きる道に嘘がない人。自分の人生を真正面から受け止めて生きている人だなと感じる。がむしゃらに生きる人間味のある人で、綺麗事を言わない笠松さんの性格が本当に好きだと思った。

 


態度や話し方を人によって変えないところも彼の素敵なところで、その真っ直ぐさがいいなと思う。

「俺はこう思う、だからこうする」という選択を自分でできる人なんだと思う。自分を持っていて、それを曲げない頑固さは彼のいいところで直感で生きているというか本能で生きている感じがする。私には圧倒的に足りない部分だから惹かれたんだと思う。

 


そんなこんなで3年前から好きになったわけだけど、当時笠松さんのインスタのフォロワーは5000人ほどしかいなかった。周りに好きな芸能人を聞かれて笠松さんの名前を挙げてもみんな知らなかった。

私の中で自分が好きになったものは間違いないと思っているので笠松さんを知らない人がいたらその度に説明をした。この人の良さを知って欲しかった。彼は世間に見つかっていないだけで本当に素敵な役者だということを多くの人に知って欲しかった。

 

 

それから月日は経った。ドラマで見かける機会が多くなったからかいつのまにかフォロワーは8万人になっていた。圧倒的に人数が増えて戸惑いを隠せない。周りの人に笠松さんの名前を言うと、みんな彼のことを知るようになっていた。テレビの露出が増えることで認知されていくんだと思った。嬉しいような少し悲しいような複雑な思いだった。だけど、世間が知る前から笠松さんの存在を知り好きになれた自分を少し誇らしく思った。私の目は間違ってないんだなって思った。

 


3年前から好きになったとはいえ、笠松さんに会ったことは一度もなかった。会う機会が訪れるなんて思いもしなかった。これまでは出ている映画やドラマを見ることが応援だと思っていたし、歌手でもない俳優の応援スタンスを知らなかった。

 


今回映画の主演を務めることは知っていたけど最初は行くのをどうしようかと迷っていたくらいそんなに気にしていなかった。念のためTwitterをフォローして頭の片隅に入れていたものの、前売り券いつ買いに行こうかな〜ポストカードと紙券欲しいしネットで買おうかな〜どうしようかな〜程度にしか思っていなかった。まず舞台挨拶というものが存在することを忘れていた。(結局迷いすぎて前売り券は買わなかった)

 


ある日の夜眠れなくてTwitterを開いたら映画の舞台挨拶が決まっていた。初日の初回は3分で売り切れたらしい。15時の公演は残り数席だったので急いで確保しなんとか行けることになった。驚くくらい急に現場が決まった。タイミングって本当に大事だと思う。

席は残り数席にもかかわらず何故か真ん中より少し前の方が1席だけ空いていたのでそこをとった。残り数席のうち一番近い場所を取ることができた。

 


当日は本当に緊張しながら会場へ着いた。ずっとソワソワしていた。3年間想いを寄せた人に逢える喜びを噛み締めてその時を迎えた。

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会場は渋谷にあるイメージフォーラム。100人入るか入らないかくらいのこぢんまりとした映画館だった。趣のあるイメージフォーラムは少しコアな映画が多くて本当の映画好きが通っているようなところなんだと思った。

いろんな種類の映画があって面白そうだなと思いながらロビーで待った。ロビーは狭めなので人で溢れかえっていて外にもたくさん人がいた。

 


会場へ入る。その狭さと近さに驚いた。1列目が潰れていたので5列目だということがわかった。こんなに近い場所で会えることに戸惑いを隠せなかった。

本当に本当に近くて気持ちを落ち着かせるのに必死だった。

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前の回の舞台挨拶が長引いて少しドタバタして私たちの回の舞台挨拶は始まった。まだ全員が座りきっていない中で、時間の関係もあって早々と始まってしまった舞台挨拶。私は早めに入ったので気持ちを正した状態で見られた。

 

笠松さんの姿が見えた瞬間感極まって泣いてしまった。ずっと会いたかった人にやっと会うことができたの。自分でも引くほど泣いた。涙で笠松さんの姿がぼやけてしまうのが嫌で我慢しようと思うのに涙がとめどなく溢れてきた。

 

急ぎ足で会場に入るお客さんにも「急がなくていいですよ〜」と優しい声をかけるところも笠松さんの素敵なところだなと思った。この舞台挨拶で笠松将の素敵なところをたくさん見つけてしまった。

 

正直序盤のインタビューはなにを言っていたのか覚えていない。この感動と溢れ出る想いを落ち着かせるのに必死だった。

 


今から書くのは私が覚えている笠松さんのことと喋っていたこと。今日はメモ帳もペンもなにも持っていなかったので少し後悔した。ジャニーズの現場ではすぐにレポが流れてくるけど恐らく他界隈はそんなことがあまりないので今度からはどんな時も忘れないようにしようと思った。

 


初めて見る笠松さんは大きかった。公式ホームページによると182cmあるらしい。そりゃでかいわけだ。

笠松さんは普段オールバックで前髪がないことが多いのだけど、この日は前髪を下ろしていて私の好きなビジュでした。喉仏が大きくて野生の男性という印象。

喋り方もかしこまった感じというよりは砕けたような親近感のあるような話し方で、飾らない感じがかっこよかった。

 


笠松さんのことをずっと見てたんだけど、本当に素敵な人だなって改めて思いました。

一人一人の目を見ながら話してくれる姿にああこの人の視界に私は入ったんだなって思った。それがわかるくらいこの時間を噛み締めているように頷きながら一人一人を見ていたの。本当に穏やかで優しくて暖かい目をしてた。

 


見た目はやんちゃそうで柄が悪そうなんだけど、その中にある優しさに触れた気がする。

共演者の阿部さんが笠松さんに問いかけた時に自分に話しかけられていると気付かなかった笠松さんは『え?俺?』って素の感じで答えていて、住む世界は違ってもこの人も一人の人間なんだな〜って思った。

誰の前でもどんな場であっても繕わない素の笠松将が垣間見れて嬉しかった。笠松さんって自分をかっこよく見せようとしないんです。自分に嘘をつかないところが本当に素敵で、好きなところの一つ。自分がわからないところはわからないと言葉に出せる人で、わからないことをわからないままにしない人。隠そうとしない人。

 


この映画は2年前に撮影したとのことで、当時のことについて聞かれると、個人的に結構しんどい時期だったらしい。「僕も当時本当にしんどくて」と言っていて、ああこの人は俳優だけどこちら側に寄り添ってくれる側の人なんだなって思った。芸能人なんだけど一般人の気持ちもしっかりとわかるような人なんだと。

 


コロナ渦になった頃のことを、「しんどかったですよね、しんどいでしょ、しんどいですよね」って語りかけるように諭すようにこちら側に言ってきてもう私は大号泣ですよ。ちょうど転職の時期だったからね。その時の自分を思い出していましたよ。ああ、あの時辛かったのは私だけじゃなかったんだなって思ったらここまで頑張れてよかったなって思ったし、これから先もなんとかなるなって思いました。

 


「この作品でぜひ癒されてください」って言われて、ヒーリング効果がある映画なんだなと思った。実際心が浄化されたし、壮大な自然に触れてすごく暖かい気持ちになった。

 


笠松さんの中でこの2年のうちにいろんなことが変わったと言っていた。実際注目されるようになったのもこの2年くらいの話だし、この映画を撮った時と公開されている今とじゃ取り巻く環境はだいぶ変わったんだろうと思う。

その中で唯一変わっていないところは、彼の中にある永遠のテーマ。

映画はアートとエンタメの融合「アンタメ」(って造語を笠松さんが作って何度も連呼してました)

 


この作品はそのアンタメをひしひしと感じられる優しくて温かい映画でした。縁って不思議なもので今自分がやっている些細なこともどこかで必ず結びついていて自分のためになる。映画の中で点と点が結びついて伏線が回収されていく気持ちよさもよかった。心が疲れている人にぜひ見て欲しい良質な映画でした。

 


私は、最後に流した笠松さんの一筋の涙が忘れられない。この最後のシーンがとても好きでした。

 


舞台挨拶が映画の鑑賞前だったこともあって気持ちが落ち着かず映画の世界に入り込めてないところもあったので近々もう一度観に行こうと思っています。次はもう少し落ち着いて自分の気持ちと対話しながら見られるといいな。

 


今回初めて笠松さんに会って改めてこの人が好きだなって思いました。飾らないかっこよさと気怠い話し方の中にある不器用な優しさと自分の人生を生きているという野生感がとても素敵だなと思いました。

 


素敵な時間をありがとうございました。本当に良い時間でした。好きになれてよかった。会えてよかった。素敵な作品に出会えてよかった。これからも応援させてください。貴方のことが大好きです。

 

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p.s.

実は『あの子より、私。』の舞台で基くんのお父さん役を演じた古屋さんもキャストとして出演されていました。笠松さんとの共演シーンもあって一人で沸いていました。

なので今回は笠松さんのアクスタに加えて基くんのアクスタも一緒に持っていきました。

ケーーーイ!パパの勇姿を見届けてきたよーーー!ケーーーイ!!!!

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今疲れている人、しんどいな〜って思っている人にぜひ見て欲しい映画です。この映画を見て癒されて欲しい。

入所13周年のしめちゃんへ。

 


しめちゃん、入所13周年おめでとう。

貴方を好きになって2年が経とうとしています。

DVDに映るしめちゃんを初めて見た時、私がずっと探していたのは貴方だと思いました。人生で初めて一目惚れをしました。貴方の瞳がどこまでもまっすぐで目が離せなかった。

 

しめちゃんは夢や目標を必ず言葉にして伝えてくれる。そんなところがとても好きです。

”デビューしたい”と誰よりも先に口に出して伝え続けてくれたのは貴方でした。

 

2020年のサマパラのソロコンでしめちゃんが

「みんなで絶対デビューしようね」

と言ってくれた時、絶対着いていくと強く強く心に誓ったことを覚えています。

私たちファンをも共に歩むTravisjapanの一員として数えてくれたこと、なかなか言えない想いを言葉にして伝えてくれたことが嬉しかった。

 

貴方の存在はTravisjapanにとって応援するファンにとって未来を照らす光になっています。貴方が言葉で伝えてくれるから私はあなたを見失わず応援し続けることができます。

歩む道を照らしてくれてありがとう。

 

可愛らしくてほわほわした見た目に反して意外と男気溢れているところがあったり真っ直ぐな言葉で想いを伝えてくれたり誰よりもファン思いでいつもこちら側に目を向けて幸せを届けてくれるあなたを応援出来て本当にしあわせです。

 

物腰柔らかな話し方で相手の目を見て話すところや意志が強くてちょっと頑固なところ、天然だけど実はすごく考えているところ、誰にでも平等でいつも肯定してくれて(でも間違ったことはちゃんと正してくれる)、相手を傷つけない言葉選びをするところ、可愛くてかっこよくて見惚れてしまうほど美しくていつも魅力的で…貴方には敵わない。

私、こんな素敵な人を応援出来ているんです。それが本当に誇りです。

しめちゃんを好きになってしめちゃんがこちらに愛を伝えてくれるたび、ああ、好きになれてよかったなって本当に心から思います。

 

私はしめちゃんのプロ意識が高いところがとても好きです。自己プロデュース力が高くて自分の魅せ方をわかってるのは、常に人からどう見えるのかどう見られているのかを研究しているからわかるんだと思います。努力無くして今のしめちゃんはいないんだと思ったらとっても愛おしいです。

可愛さだけじゃなくてかっこよさや妖艶さ、儚さ、いろんな顔のしめちゃんを知る度にもっともっと好きになっていく。こんなにも自分を変幻自在に操れる人を見たことがないです。

 

目が離せないし目を離したくない。

 

どんな場面でもしめちゃんは完璧なアイドルで絶対にファンを裏切らない。

だから自信をもって安心して貴方を応援することができるんです。

 

ちょっと抜けている天然さもしめちゃんの良いところでしめちゃんを見ていると心が浄化されます。温かい気持ちになります。しめちゃんに敵う人なんて私はいないと思っています。

 

去年、色気を出したいと言っていたけれど、その魅力は十分すぎるほどにどんどん色気のある大人の男性になっていて日々しめちゃんを見るたびに驚きを隠せません。年齢を重ねてもなお、そのかっこよさを更新していくしめちゃんは本当に凄いと思う。

私は可愛いしめちゃんもかっこいい龍也さんも等身大の七五三掛龍也くんもだいすきです。

 

月日を追うごとに洗練されていくダンス。見る度にレベルが上がっていると感じられる。彼らを見ているとデビューに向けての準備を着々としていっているんだなと感じる。その日は刻一刻と迫ってきてる。

彼らはきっと限界を知らない。上へ上へと昇っていく。私は置いて行かれないように応援したい。遠くなっても必ず近くにいると感じさせてくれる貴方を応援し続けたい。

 

しめちゃんの踊る姿はどんなに遠くにいてもわかる自信があります。手の先や足の先まで丁寧に踊るしめちゃんの繊細でしなやかなダンスが好きです。ダンスと相まって表現する儚くて愁いを帯びた表情が好きです。力強く誰よりもばねのあるジャンプが好きです。真っ直ぐ見据えるその眼差しが好きです。私はダンスの経験者ではないし詳しくはないけれど、しめちゃんのダンスから何かを感じることはできる。しめちゃんの踊りが本当に好きだなって思います。

 

私はまだ2年程のしめちゃんしか知らない。もっと早くから出会えていればと何度も思った。知らない11年があることが悲しいけれど、悔しい気持ちもあるけれど、たくさんの人がしめちゃんやTravisjapanを応援して支えてきたから今があって、メンバーがこのグループを残してくれたから今があって、その土台があってのTravisjapanだということをいつまでも忘れずにいたい。

 

素敵なグループに出逢わせてくれてありがとう。

 

こんなにも応援したいと思える人に出逢えて本当に良かった。

 


しめちゃん、好きにならせてくれてありがとう。

ジャニーズという道を選んで続けてくれてありがとう。

 

 

2022年、寅年。意識せざるを得ない虎の年。

誰よりも強い気持ちで2022年の歩みを進めた7人に明るい未来が待っていますように。

必ず必ず待っていますように。

いつでも祝福する準備は出来ているからどうかこの7人に光をください。未来をください。

そしてその瞬間、私はその場にいたいです。

 

私はしめちゃんの喜ぶ顔がみたい。貴方の夢を叶えたい。

微力な応援かもしれないけど少しでも彼らのデビューを支えられたらと思う。

 

デビューしてからがスタートと言うけれど、そのスタートラインにも立たせてもらえていない彼らにとってデビューは越えなければいけないひとつの大きな峠。

この峠を越えればまたきっと次の峠がある。それでも下積み10年以上の彼らだもの。なんだって乗り越えられる。7人だったらきっと大丈夫。そんな絶対的な安心感があります。

 

しめちゃんにとってこの一年が人生の転機となりますように。

七五三掛龍也の14年目にどうかたくさんの幸せが舞い込んできますように。

 

これからも応援させてね。だいすきだよ。

しめちゃん、いつもありがとう。

これからもよろしくお願いします。

 

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あのわたロス

認めていた記事がなぜか消えてしまったので新たに書くことにする。

 

舞台『あの子より、私。』の感想を書いていないことに気が付いた。正確にいうと私が今まで書いていたのは基君に対する感情や舞台上で気が付いたことなど記録がメインだった。私がこの作品を通して感じ取ったことや思ったことは恐らくまだ描けていなくて私の中でしっかり消化したいのでここに書き記したい。結局自分に言い聞かせたいだけなのだけど。

 

『あの子より、わたし。』のテーマは『比較』。誰もが他人と比べてしまうっていうのは日常的によくあるシチュエーションだと思う。比較は悪い事じゃないと私は思ってる。周りが気になるのは自然な感情だと思うし、比較をしながら人間は生きているわけで。「美人」「イケメン」という言葉だって誰かと比較をしなければ生まれてこなかった言葉だろう。『比較』の結果は競争でつくこともあれば個人の物差しで優劣がつくことだってある。この世界では誰かと比較することはとても身近で切っても切り離せないものなんだと思う。競争社会だもの。仕方ない。仕方ない。

そんな世界に嫌気がさすこともあるけど、考え方次第だと思った。

私は自分に自信がない。だから周りと比べて私って、と思ってしまうんだと思う。比較との共存ができるように生きられたら良いなあなんて思いながら今日も生きる。

生きていたら納得のいかないことなんてたくさんあるし、その度に昔は感情を揺らがせてたけど、たくさん考えると疲れちゃうから私はなるべく無でいられるように過ごせるようになった。喜怒哀楽を表現できるのは人間の素晴らしいところでもあるけれど、自分を守る故そう思わないように意識して生きることもまた、強さだなと思うようになった。

 

最近、いろんな人のブログや感想文を読んでいて、きらきら輝く推しについて私はどうやって書いたらいいんだろうって自分の文章の書き方に悩んでいました(現在進行形)。ずっと文章や感想文の書き方が人と違うなって感じていました。どうやったって周りの人と同じように書けない。それでも文章を書くことは好きだし友達に褒めてもらったり誰かに評価してもらえたりしたことは私の中で数少ない自信を持てた事の一つかもしれない。私の文章で何かを感じてくれる人はいるんだとおもった。

 

結果、この悩みも他人と比較しているから起こるもの。あれこれ考えずに私が書きたい文章を書けばいいんだよね。他人と同じ思考なんてはじめから持ち合わせてないんだからそもそも比べたってしょうがないよねって思ったら少し楽観的になれた。

 

私は人と比べて自己嫌悪で落ち込んでしまうことが多いので私と同じように悩んでいる人にも伝えたい。人には得意不得意があるんだよ~って。それぞれ違う人間なんだから持っている個性も能力も環境も違う。周りと比べる必要なんかなくて、大事なのは自分はどうしたいか、どう生きたいか。他人なんて関係ない。他人と比べなくていいんだよ。貴方には貴方の素敵なところがたくさんあるんだから大切にしてください。貴方の魅力はたくさんあります。あとね、周りを気にして本当にやりたいことをやらないのはもったいないし自分の可能性を潰さないでほしい。自分の心に耳を傾けてやりたいことを思う存分やって欲しい。

 

私はこの舞台を観て出てくる登場人物の中で楓と英美香と彗に似ているなと感じた。(ちょっと多いね)

相手を傷つけてしまうと思って全てを言わない選択をしたり悩みを外に吐き出せなかった楓と、好きなものに対して熱量があるえみか、周りの様子を伺いながらバランスをとる彗。なんだか似ている要素が多い登場人物が多くて親近感が沸いちゃった。誰か1人というよりもこの人のこの部分わかるなっていう共通の部分が誰かに当てはまることが多くて共感する部分が多かった。

 

舞台を観たときの楓と夕美のあるシーンのやりとりが忘れられなくて今でも思いだすとしんどくなる。2人が本音で話し合う後半のシーンで、私は縁を切った友人のことを思い出していた。小さい頃からの友人で、部活も一緒。好きなものに対しての熱量が一緒だったからいろんなことを共有できた友人だった。

理解してもらえないとわかったとき、悲しかった。こんなに脆いんだと思った。それでも何かある度にあの子を思い出してしまうのは、まだどこかで大切だと思っているからなのかなあ。別の友人と話をするときに、会話の中に出てくる「友達」はいつも貴方でした。

それだけ一緒にいたから思い出もいっぱいあって私の生活から貴方をすべて消し去ることはまだ難しいみたい。私はずっとあなたが羨ましかったよ。いつも自信があって私とは正反対だったから、隣にいていいのかなってずっと思ってた。いろいろあったけどなんだかんだ感謝はしているんです。もうそんなことを伝える日は一生来ないんだけどね。

 

関係を戻したいとは思わないけれど、それでもどこかであの時わかりあえる方法はなかったんだろうかと考えてしまう自分がいる。舞台を通して古傷をえぐられてしまうことになるとは思わなかったけど、きっと向き合って前に進まなければいけないのだと思った。

もう二度と同じことを繰り返さないように。逃げるな。しっかり向き合え。前に進め。そしたら私はまた強くなれる気がする。

 

私は舞台の中で兎谷父の言葉がすごく心に残ってる。

『相手にあって自分にないものなんてそもそも考えるものじゃない』

何気ないお父さんの言葉はこの舞台のメッセージを代弁していると思った。周りと比べてしまいがちな私に刺さった言葉でした。

登場人物の中で兎谷父だけは誰とも比べなかった。我が道を行くような、周りなんて気にしないで彼だけの世界で生きてた。父親なんだけど、1人の人として生きていたように思う。その自由度がきっと、彗は羨ましかったんだと思う。周りの声を気にして比べられるのが怖くて前に踏み出せなかったんだよね。

私は何をやってるんだろう。やりたいことはあるのに失敗を恐れて前に進もうとしない。レールから外れて普通じゃない道に進むのが怖くて何もしていない自分に嫌気が差す。

 

時間はかかってもいい、やらなくて後悔をするくらいならまずはやってみる。ねえ私、そろそろ前に進まない?私のやりたいことなんてもうとっくのとうにわかってるんじゃないの?書きなよ、進みなよ。

 

この舞台でいろんな想いを抱かせてもらった。正直、苦い思い出も振り返ることになったし自分の心の中のモヤモヤを覗いている気分にもなった。それでも終わった後にほっこりして今日も頑張るか〜と思えたのは、素敵な脚本とこの舞台のキャストのお陰なんだろうと思う。

基君を通してこの舞台に出会えてよかった。あと1年は恐らくこの舞台のセリフを日常生活で思い出して会話の中に組み込んでしまう予感がする。

 

私は私を大切にしてくれる人を大事にしたいし周りの人と良い影響を与え合いながら生きていきたい。

 

基君、素敵な作品に出逢わせてくれてありがとう。

あの役は当て書きだったんだね。基君のために書かれた役だなんてきっとすごく嬉しかったよね。彗君と誠治君を演じる基君は、彗君なんだけど基君で誠治君なんだけど基君で、作品の中で基君を垣間見れてなんだか不思議な気持ちでした。

きっとこの作品を作り上げるまでに悩んだことも多かったと思う。基君の素敵なところは自分の能力を過信せず努力を怠らないところ、現状に満足せず上を目指し続けるところ。いつでも周りへの配慮を忘れないところ。私たちへ感謝を伝えてくれるところ。

幕があがり日を追うごとに基君の演技が変わっていくのが分かった。細かい仕草や表情、間合い。役者 基俊介の成長過程を現在進行形で見ることができているのだと感動したし、本当に幸せな舞台期間でした。ありがとう。

それと基君がこれまでやってきたボイパが作品に組み込まれていたのは本当に嬉しかったです。毎回同じではなくて回ごとにアレンジを加えてボイパを披露する基君が本当にかっこよくてもっともっとすきになりました。基俊介の武器は他のグループにはないIMPACTorsの大きな武器。誇りです。宝です。貴方の特技は唯一無二です。もっともっと自信を持って大きくなってほしい。これからもその宝を共に守っていきたい。

 

私は今、間違いなくあのわたロスです。次の現場まではもう少し浸らせてね。

基担になれて本当にしあわせです。ありがとう。

ファンは担当を映す鏡

この間、いつもお世話になっている舞台好きの知人に舞台の感想を伝えに行きました。舞台が好きな人と話をするとすごく勉強になるしいろんな視点に気が付けるのですごく私にとっては大事な時間です。

 

「どうだった?」と聞かれて基君の舞台の話をばーーーーーーっと(割と早口で)話したら、「最近職場の人間関係で疲れて心が荒んでたんだけど、その話を聞いているだけで心がまろやかになったよ~」って言われてすごく嬉しかった。

ただの舞台報告だったんだけど、少しでもプラスの感情になってもらえたのならよかったなって思ったし「観劇出来て本当によかったね」って自分のことの様に喜んでくれました。ありがとうございます。

 

それと嬉しかった言葉がもうひとつあって、「舞台の正しい見方をしているね」と褒められたのが凄く凄く嬉しかった。舞台の愉しみ方は人それぞれだけど、どうしても好きな人だけを見に来たりその人だけを見てしまって全体が疎かになってしまったりする人が多い中で作品そのものの細かいところまでみているのはすごいよって言われて嬉しかった。基君の一ファンとして恥じないファンでいられているのかなって思った。

 

私、好きな人に恥じないファンでいたいんです。"ファンはタレントを映す鏡"とよく言われるけれど、本当にその通りだと思う。好きな人がどれだけ頑張っていても応援するファンがタレントのイメージを下げる発言や態度をとることで(悪口というよりもマナー面)、彼らの目の前にあったチャンスを逃すことに繋がるかもしれない。またこの人を使いたいと思ってもらえるように私は応援していきたいし、本人にも堂々と「僕のファンは素敵な人が多い」と思ってもらいたい。好きな人の頑張りを後押しできるような存在になれたらいいなと思っています。

 

NEWSIESに行った時、その舞台好きの知人がきょものファンの子達を見て言ってたの。

「京本君のファンはマナーが良い子が多いね。みんな京本君の次に繋がるように行動しているんだね。」

って言っていて、じんわりと嬉しさがこみ上げた。好きという気持ちだけでは直接お仕事には繋がらないけれど、その好きな気持ちを正しい応援の仕方で後押しすることで彼らの未来に繋がっていくんだと思った。

私はきょもの担当ではないけれど、こうやってジャニーズのファンじゃない人からの声ってすごく大事だから褒められて嬉しかったなあ。

 

なんてことを考えながら舞台月間を過ごしていました。外部のお仕事って本当に凄いことだから周りの共演者に揉まれてもっともっと大きくなっていってほしい。彼らにとって一つ一つが学びの場だからその成長過程を見守っていきたい。そんな気持ちです。

 

私は舞台そのものが好きなので、舞台の時は一人静かに心の中で沸きながら消化していきます。場面を思い出しては考察し理解を深めていく時間に浸ります。なぜこの表情をしたのか、なぜここでこういう演技だったのか。

その舞台に関わることすべてを理解したい(愛が重い)。

でも本当にその気持ちだけはあって、その人が出演した舞台の世界観やそこで感じたものを全部全部知りたいな。

 

舞台の千秋楽の日に「舞台の中の登場人物とお別れしてくる」と言ったんだけど、よくよく考えたらお別れじゃなかったことに気が付きました。永遠の別れではなく、”永遠に私の心の中に生き続けていくもの”だなって思いました。もう生で見ることは二度とできないけれど、舞台が終わりを告げてもこの世に生み出されたキャラクターはずっとずっと私たちの心の中に存在する。そう思ったら悲しい気持ちはなくなりました。

これから彼らが幾度となく演じる人物たちをそんな目線で見ていけたらいいな。

 

 

さて、次の仕事はなんだ~い?

良い報告をお待ちしております。