ジュニア再編成の発表から1週間と少し。発表された時はどこかふわっとしていて現実味がなかったけど、少年忍者以外で見かける4人を見るたび、新たにできた3組との待遇の差を感じる度にこれは現実なのだと思い知らされていく。
忘れかけていたけど彼らはまだジュニア。何もかもが不確定で不安定で確約された未来はない。気が付いたら世界が変わっていて少年忍者は少年忍者のままなのに体制が変わってから置いていかれたような気持ちになって焦燥感に駆られている。
アイドルから放たれた『実際そういう世界に身を置いてるから仕方ない』『この世界はそんなに甘い世界じゃない』という言葉が忘れられない。
グループであっても自分の人生。追い求める夢に近付けるのなら何が何でも掴み取りたいしその道を誰かが阻むことなんてできるわけがない。この決定がもうどうにもならないことなんて重々承知で、それでも21人でこの先も一緒にいる未来を信じたかった。
こんな時に『パレードは終わらない』を聴くんじゃなかったな。この曲には"少年忍者"を表現するものすべてが詰まっていて改めてこの曲の良さを実感した。それと同時に宝物だったはずのパレ終はもう2度と21人で実現できない曲になってしまったのだなと悲しくもなった。
"期待の遥か上を目指して
その途中に出会える全ては 偶然を装った運命
それに少しの奇跡が混ざったんだ"
"夢よ覚めないで このまま時間を刻んで
僕らの足跡 記憶の欠片を残した"
"敵わない大きな存在や 叶わない夢の一つ一つ
無駄なものなんてないよ 人生を彩って行くんだ"
"誰かが終わりって言っても無視すればいいさ
だって僕らの旅は終わってないだろう?"
船を降りた4人とはここでお別れ。彼らの旅立ちを見送らなければならない。寂しい気持ちがあってもそれでも前だけを見て進んでいかなければならない。少年忍者の旅はまだ終わっていないから。これは4人の覚悟で17人の覚悟。
『未来は自分の力で切りひらけ』
忍サマのパレ終終盤にモニターに映された言葉。今になってこの言葉が深く突き刺さる。
この先は21人で夢を叶えることができなくなった。
この現実を受け入れるにはまだ少しだけ時間がかかりそう。今後の少年忍者の現場で実感していくようになるのかな。彼らにどんな選択肢があったのかはわからないけど、21人でいられないのなら私が21にこだわる理由は無くなったのでこれからは自担だけに目を向けて生きていこうと思う。私が21人にこだわっていたのは彼らが21人にこだわっていたからだよ。21人でいる少年忍者がだいすきだったからだよ。
好きな人が一番大切だけど好きな人が大事にしているものも同じくらい大切だった。好きな人が大切にしていたものが壊れていくのが悲しくて悔しい。去年の夏、私は彼らの未来を信じたよ。21人だったらなんだって乗り越えられる気がしたんだ。
21人にしかできない、人数を生かしたパフォーマンスが好きだった。自分たちの武器を見つけて自信をつけて突き進んでいく姿が好きだった。
私の中で少年忍者は織山くんから始まって2020年頃から応援しているけど当時はグループを好きになれなくて織山くんだけを応援していた期間が長かった。
内村くんを好きになって少年忍者の現場に行くようになって2022年のサマステで彼らの意識が変わったことを感じてこのメンバーでならやっていけるという確信を持てたの。
通夜みたいな2023年のサマステのラストもアホみたいな脚本の俺バンも終わってみりゃ全部笑い話になったあの頃の現場の伏線回収になってしまう結末を誰が予想した?いろんなことを乗り越えてやっとグループで目指す方向性が同じになってこれからだという時にこんな終わり方はあんまりだ。もっと21人を大切にしたかった。
まだ21人で横アリに立つ夢叶ってないよ。ほみゆゆ、結星だけ離ればなれだよ。少年忍者21人で叶えるって言ってたたくさんの夢は?くだらない日常が宝物だった。昨年横アリに立つ少年忍者を見た時、これから先も大きな舞台で輝く21人を見ていたいと思った。見られるものだと思ってた。
再編成が発表されてから初めての不定期で内村くんは『僕は僕にできることをやっていく』と言った。その言葉がすごく頼もしくて心強くて安心した。最後の『任せて👍』にどれだけ救われたか。内村くんがもう一度少年忍者で頑張りたいと思って戻ってきてくれた気持ちを大切に守っていきたい。
結星は寂しい気持ちと同時に悔しい思いをしていると思う。18年組の同期3人と相方の星輝。結星の周りの人間が次々と船を降りる選択をした。近くにいたからこそ悔しくなってくれなきゃ困る。プライベートでも一定期間は距離を置いて欲しいとさえ思う。あなたがこれから自分の人生を生きていくために馴れ合いは一度捨てて欲しい。もう悔しい思いをしてほしくないから。
これ以上好きな人が悲しむ姿を見たくないからこれからは今まで以上に自担の幸せをいちばんに願いながら応援すると決めた。グループとしてどこまで応援できるかはわからないけど人数が変わっても私は変わらず2人を応援する。ただそれだけ。
まだまだ戸惑いもあるし気持ちの整理がついていない中なので全てを受け入れられたわけではないけど、せめて最後に21人の現場を用意して欲しかったな。徐々に受け入れていこうとは思っているしきっとそうなるしかなくなるから少しの間だけ気持ちを吐露させてください。いろんな方面に配慮したいと思いつつも言葉を選びきれていないところもあると思う。だけどこれが私の今の気持ち。
今回の件でジュニアを応援することのしんどさに少しだけ気持ちが滅入ってしまったけどきっと自担に会えたらまたいつものように好きな気持ちで溢れていく気がするから会えるまでの辛抱だと思ってそれまではこの気持ちと向き合っていくよ。
これから21人で一緒の景色を見て幸せになることはできなくなったけど、この先も21人がしあわせでありますように。幸多き未来になりますように。
絶対勝つぞ。